Lyric by ryo
「ROAD」

ネオンの灯りをラメに鏤め
アンジェリーナは赤い月を見上げた

拳を開き 掌より解き放たれし生命の波動
月光に導かれ 行き着くところは大樹の泉

炎色を瞼で閉ざし 
火熱を遮る鉄の意志は刻を追うごとに硬度を増す

帚星は未明の空を南へと流れ
街は慟哭のあとの静寂に包まれる

現身ある今は 明日の枯渇へとつながり
現世の結実は 空虚な聖望へと移ろいゆく時代 

我思えども我はなく
我の思いなきところに主は我と共に存在す

時過ぎて数多の粉塵に埋もれようとも
魂の鼓動が鳴りやむことはない

街灯の明かりを瞳に映し
アンジェリーナは 風に舞い 路上に落ちる花弁を見つめる

耳を傾ければ聞こえくる 祈りの言葉
過去の刹那に轟いた戦場の鐘の音

時代を踏みしめながら行くものの歓声と嗚咽
天国の扉へと続く道は何処

アンジェリーナは一度だけ背伸びをして歩き出す
馴染みのない街にヒールの音が響く NO WAY OUT
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